こんにちは、Web Aqua 代表 日向 凛です。
Web制作を始めて14年、この課題に対応できる人でありたいと取り組んできました。
しかし今、これは間違いではないかと感じることが増えています。
ですが「安い、丁寧、クオリティが高い」これに「早い」が加わると発注側としては最強にありがたいもの。望む人も多いです。
いないわけではありませんが、そういった人は稀であるということと、それ前提でWebマーケティングに着手するのは危険であることをお伝えしたいと思います。
「安い、丁寧、クオリティが高い」Webデザイナーの特徴
Web制作を始めてまだ間がなく、抱えている案件が少ない
学ぶ意識が高く、コミュニケーション能力が高い
駆け出しで実績が欲しいWebデザイナーは、安くても制作案件が欲しいと思っています。
抱えている案件が他になければ集中して取り組めるので、丁寧で対応も早くなります。
加えて、学ぶ意識やコミュニケーション能力が高ければ制作物の完成度も比較的高いものができると期待できます。
「安い、丁寧、クオリティが高い」Webデザイナーが稀な理由とは
安くて良いものを作れるWebデザイナーは人気となるため、仕事量が増えます。
複数案件を同時進行で抱えて時間が削られ、キャパオーバーになりがち。
そうなると、
無理して一人で続けて丁寧さや制作物のクオリティが落ちる
人手を増やして制作費用が上がる
どちらかの状況が生まれます。
「あのデザイナーさん、前頼んだときは安くて良かったんだけどなあ」
と言う声をたまに聞きます。
能力の高い人に安くで仕事を頼めるのは駆け出しのほんのちょっとの時期だけ。
それは本当にラッキーなことなのです。
ホームページを安く丁寧でクオリティ高く作れる人に出会うには?
能力の高い人の駆け出しの時期が狙い目です。
ただし、いろんな人を見ることは必要です。
言葉は悪いですが「当たり外れ」も覚悟しましょう。
私の経験では
私のイベントに来てくれた人、SNSで出会った人にとても尽力してくれた人がいました。
なので今でも良いお付き合いをさせていただいています。
これからもお仕事を提供しあってより良くなっていけたらと考えています。
本来、ホームページ制作費用は安くするとクオリティは落ちます。
人・時間・素材の費用をかけられないからです。
時間をかけられないなら丁寧に仕上げることは無理ですね。
つまり、安いこととクオリティの高いことは両立しないのです。
そのうえ「丁寧で早い」なんて、矛盾の極みと言っても過言ではありません。
それを実現してくれる人というのは「何か」を犠牲にしてくれているのです。
時間や労力という貴重なリソースを、もらった制作費用以上に注いでくれている。
「安くてクオリティの高いホームページ」はその上に成り立っているのです。
そんな無理なことを期待するのは、途中でWebマーケティングが頓挫する原因となります。
安さを望むなら、制作物のクオリティは我慢しましょう。
あるいは内製にすると良いです。
丁寧さを望むなら、十分な時間を確保してください。
提出をお願いされた資料はお早い目にご提示ください。
クオリティを望むなら、十分な予算を確保してください。
ホームページの骨組みはノーコードで実現できますが、デザインとコンテンツには費用がかかります。
もし、ホームページを安く丁寧でクオリティ高く作れる人に出会えたら。
それは貴重な出会いです。
内製スタッフ前提として長いお付き合いをしてください。
顧問契約して捕まえておかれることをおすすめします。
Webの恩恵をすべての人が享受できる社会を目指しています。
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