top of page

ChatGPTのOpenAIにMicrosoftが投資、AIが普及する近未来のメリット・デメリットとは


ChatGPT

ここ最近、Web界隈でChatGPTが話題です。ChatGPTとは、AI分野を研究している新興企業OpenAIが開発したチャットボットで、アカウント登録すると無料で体験できます。


試してみると確かにすごい!

日本語でもあっという間に回答が返ってきます。


試しに「男性と女性とでパートナーに求めるものは違いますか?」と質問をしたら表を作成してくれて、セクシャルマイノリティな部分にまで配慮をした一文まで追加されていました。まるで人間です。




MicrosoftがOpenAIに数十億ドルを追加投資を発表


先週、Microsoftは今後数年でOpenAIに数十億ドルを追加投資すると発表しました。

MicrosoftはこれまでにもAIに力を入れてきています。


そうなると、AIを使った情報提供が一気に広まるのはそう遠くない未来かもしれません。




AIが広まるメリット・デメリットとは


情報収集やコンテンツ作成が楽になり、人的コストが下がるでしょう。

つまりそれは、人間の仕事が減ることにつながりそうです。


そこでChatGPTにも質問し、3回繰り返して得た回答を整理し私なりに順位をつけてみました。


メリット

  1. 自動化・効率化による生産性の向上

  2. 大量のデータを高速に処理する能力

  3. 精度の向上とヒューマンエラーの削減

  4. データ分析からの新しい洞察と予測

  5. 意思決定や問題解決の支援・バイアスの排除

  6. 年中無休 24時間体制

  7. 繰り返し作業の自動化



デメリット

  1. テクノロジーへの依存と潜在的な失業

  2. 意思決定における偏見と差別

  3. 心の知能指数と人間の直感の欠如

  4. 解釈性・人的裁量のなさ

  5. 訓練データのアルゴリズムにおけるバイアスと差別

  6. 透明性と説明責任の欠如

  7. サイバーセキュリティとプライバシーに関する懸念

  8. 継続的なメンテナンスと更新の必要性

  9. 開発と保守のコストが高い。

  10. 導入の初期費用が高い


面白いですね。

AIを使うことでバイアスの排除にもなり、別のバイアスも生まれるということ。

また、意思決定の支援にもなりえますが解釈次第で判断を誤りそうです。


デメリットの7.は、AIに入力した情報は学習され取り込まれるということです。

たとえば、ChatGPTにうっかり会社の機密に関する文章を入力してしまったら、情報として学習されてしまいます。誰かの質問に回答し情報漏洩してしまうかもしれません。




これから私たちはどう生きていけばいいか


まず、AIというものを知ること。大量の情報を得られますが正確ではありません


AIは多数の情報から学習した結果を返します。

ある意味、大規模な多数決だと思います。

誤った情報が氾濫していればAIはそれを回答として返すかもしれません。


触れる情報に対する根拠や情報ソースを確かめる習慣が必要になるでしょう。

AIは正確でないとわかっていても、身の回りにあるどの情報がAIによるものか判断するのが難しいかもしれません。


これまで多くの日本人が投資詐欺を恐れて投資をしてきませんでした。

それは投資というものを知らなかったからです。

その結果老後資金問題が起こり、昨年ようやく政府が金融教育を始めました。


それと同じく、AIのメリット・デメリットを知っておかなくては、AIの吐き出した情報に振り回されます。まるでそれが社会の正義であるかのように洗脳される危険もあります。

AIを理解できずに馬鹿をみるようなことは避けたいです。


人間の仕事はなくなりません。


ただ、AIを活用しつつ人間心理にいたるまでのマーケティングを行える事業者は飛躍しそうだと感じています。


「AIを使える人とそうでない人」格差が生まれるというのは、そういうことではないかと思っています。



追記:


AIで作成した文章を高額なライティング費用で提供する業者は登場しそうな気がします。 似たような文章が氾濫することが想像されるのでSEO的にもよろしくなく… 費用対効果のトラブルには気をつけたいところです。 内製、インハウスで作成するならそんなことも防げそうですね。



追記:

AIが作成したかどうかを判定するのに役立つツールが紹介されていました。

AI特有のパターンを検出して判定するそうです。


AIが書いたコンテンツを検出するツール×4: 日本語対応・無料・精度高め



また、CNET MoneyはすでにAIで記事を作成しています。が、こんなトラブルも…


CNET MoneyのAI生成コンテンツには問題ありあり: 情報開示不足、間違い、盗作疑い



ユーザーのためでなく、コンテンツを量産するためにAIを利用しているならスパムに該当しそうです。


AIコンテンツはSEOに利用できるのか? ユーザーファーストか?検索エンジンファーストか?が境目



タグ:

閲覧数:385回
bottom of page